長下肢装具を用いるために姿勢制御を理解しよう!神経学的側面からみたメリット、回復機序
長下肢装具での治療には姿勢制御系の理解が必要 姿勢調整に大きく関わる神経路として、網様体脊髄路系が挙げられます。 網様体脊髄路系は体幹・四肢近位筋の運動制御に関わり、運動の中で重力に抗して姿勢を安定させる際に強く働く経路…
長下肢装具での治療には姿勢制御系の理解が必要 姿勢調整に大きく関わる神経路として、網様体脊髄路系が挙げられます。 網様体脊髄路系は体幹・四肢近位筋の運動制御に関わり、運動の中で重力に抗して姿勢を安定させる際に強く働く経路…
長下肢装具に対して否定的な意見を持っているセラピストっていると思います。 わたしも一時期ですがハンドリングや徒手療法にハマって勉強会に行きまくっていた時期は、長下肢装具で下肢を固めてしまうことに疑問を抱き、否定的な意見を…
ヒトを人たらしめるものは直立二足歩行 まず装具療法の説明を行う前に、運動学的知識を整理していきます。 人はなんで二足直立歩行を獲得したのでしょうか。 それは両手で物を使って獲物をとる、とった獲物を運ぶ、そして調理するため…
予備で装具を作成することは可能か? 原則としては保険などの制度を利用して作成できるのは1種類につき1個となっています。 そのため、保険制度を利用して予備の装具をつくることはできません。 制度を利用しないで全額自己負担であ…
治療装具の代金は医療保険の適用になる 治療用装具を作製した場合は、その代金は医療保険制度の対象になります。 短下肢装具やコルセット、サポーターなどの治療用装具が医師の診断で必要とされた場合に医療保険制度が適用となるのです…