人工膝関節置換術(TKA)のインプラントに種類がある?
TKAのインプラントに種類があることを知っていましたか? 私は知らなかったです。。 TKAの患者さんのレントゲンを見て初めて、脛骨側のインプラントに突起がついていて、それで種類があることに気づきました。 そこで今回は、T…
TKAのインプラントに種類があることを知っていましたか? 私は知らなかったです。。 TKAの患者さんのレントゲンを見て初めて、脛骨側のインプラントに突起がついていて、それで種類があることに気づきました。 そこで今回は、T…
変形性膝関節症は、読んで字の通り膝関節に発症する変形性関節症です。 回復期で勤めているかたであればほぼ毎日目にしているのではないでしょうか。 今回はこの変形性膝関節症について、病態、原因、進行、治療、リハビリなどをまとめ…
膝の深屈曲が制限されるとしゃがみや正座動作が困難になります。 日本人の生活様式として床での生活動作が多いため、深屈曲の制限が日常生活動作の制限につながります。 今回は、膝の深屈曲のメカニズムと治療の考え方をまとめてみまし…
膝関節屈曲制限はTKAや膝の靭帯の再建術後などの膝関節を直接手術した場合や、大腿骨骨折での術後にとても多いと思います。 手術で侵襲された組織の伸張性が低下していることが大きな原因かもしれません。 また術後に痛くて屈曲する…
脛骨高原とは、脛骨の上端の関節面のことを指します。膝の関節面にあたるため、治療に難渋すると体重を支えられず歩行障害や可動域制限につながります。 今回は、脛骨高原骨折の病態、原因、治療、リハビリなどをまとめてみました 脛骨…
ラテラルスラスト(外側スラスト)とは 外側スラストとは、歩行立脚期においてみられる膝関節の外側動揺性のことです。 「ラテラルスラスト」とも呼ばれています。 変形性膝関節症で膝関節の内反変形を呈している患者さんに主にみられ…
ACL(前十字靭帯)の役割 ACLは大腿骨外側顆の顆間窩面後方部から起始し、脛骨顆間窩隆起の前方に停止します。 役割としては、大腿骨に対する脛骨の前方移動を抑制することです。 膝関節伸展位で最も緊張するため膝関節過伸展も…
PCL(後十字靭帯)の役割 PCLは膝関節の安定機構として重要な働きをしています。 PCLの緊張度合いに関しては、膝関節最大伸展位で高く、膝関節屈曲30°まででその緊張度は低下し、 さらに屈曲するとまた緊…
Extension lag(エクステンションラグ)とは 膝関節の他動での完全伸展は可能であるのに、自動での完全伸展が困難である状態のことです。 立位や歩行時も膝の完全伸展保持はできないため、立位姿勢も全身的な屈曲姿勢を呈…
変形性膝関節症(膝OA)でなぜ内反変形が進行するのか 健常な膝において、歩行時における床反力作用線は膝関節の中心よりやや内側を通ることが多いでしょう。 膝関節の内側を通るということは、このとき膝には外的な内反モーメント…