膝蓋上嚢が癒着すると膝関節屈曲制限に?膝蓋上嚢の役割とモビライゼーション
膝関節屈曲制限はTKAや膝の靭帯の再建術後などの膝関節を直接手術した場合や、大腿骨骨折での術後にとても多いと思います。 手術で侵襲された組織の伸張性が低下していることが大きな原因かもしれません。 また術後に痛くて屈曲する…
膝関節屈曲制限はTKAや膝の靭帯の再建術後などの膝関節を直接手術した場合や、大腿骨骨折での術後にとても多いと思います。 手術で侵襲された組織の伸張性が低下していることが大きな原因かもしれません。 また術後に痛くて屈曲する…
私は回復期の病院で働いていますが、一日に一回は必ずと言っていいほど大腿骨転子部骨折か頚部骨折の患者さんのリハビリをさせていただいています。 みなさんも高齢者の四大骨折とされているので、臨床で出会う頻度は高いと思います。 …
ラテラルスラスト(外側スラスト)とは 外側スラストとは、歩行立脚期においてみられる膝関節の外側動揺性のことです。 「ラテラルスラスト」とも呼ばれています。 変形性膝関節症で膝関節の内反変形を呈している患者さんに主にみられ…
Extension lag(エクステンションラグ)とは 膝関節の他動での完全伸展は可能であるのに、自動での完全伸展が困難である状態のことです。 立位や歩行時も膝の完全伸展保持はできないため、立位姿勢も全身的な屈曲姿勢を呈…
変形性膝関節症(膝OA)でなぜ内反変形が進行するのか 健常な膝において、歩行時における床反力作用線は膝関節の中心よりやや内側を通ることが多いでしょう。 膝関節の内側を通るということは、このとき膝には外的な内反モーメント…
臨床で多く経験する足関節背屈制限。 脳血疾患での麻痺であれば下腿三頭筋が問題になると思いますし、 整形疾患であれば、他の軟部組織が原因になることが多いです。 足関節背屈制限の因子で腓腹筋とヒラメ筋しか…
梨状筋は股関節の外旋筋として知られています。 この梨状筋は仙骨から大腿骨に付着しているのですが、骨盤が前傾すると本来の股関節外旋機能のほかに、骨盤の安定に働くことあるそうです。 量は少ないですがまとめてみま…
膝の深屈曲が制限されるとしゃがみや正座動作が困難になります。 日本人の生活様式として床での生活動作が多いため、深屈曲の制限が日常生活動作の制限につながります。 今回は、膝の深屈曲のメカニズムと治療の考え方をまとめてみまし…
内側広筋の役割 内側広筋は大腿四頭筋の4つの筋のうちの一つであり、膝関節の伸展の作用があります。 また、膝関節の保護や支持性に重要な役割があり、膝蓋骨の外側偏位を抑止す…
大腿骨骨幹部骨折の手術後によく膝関節が全然屈曲しない症例は多くいるのではないでしょうか。 骨折部から離れているし、膝を怪我したり、膝を手術したわけではないのにです。 THAの症例でもみられます。 THAは股関節を手術した…