脊髄小脳変性症(SCD)って?症状、分類、評価、リハビリまとめ【理学療法】
脊髄小脳変性症の病態 小脳、脳幹、脊髄とそれに関連する領域の神経細胞が、様々な組み合わせで変性していく原因不明の進行性の疾患の総称です。 単一の疾患名ではなく、多種多様な疾患が含まれます。 小脳、小脳求心路、遠心路、また…
脊髄小脳変性症の病態 小脳、脳幹、脊髄とそれに関連する領域の神経細胞が、様々な組み合わせで変性していく原因不明の進行性の疾患の総称です。 単一の疾患名ではなく、多種多様な疾患が含まれます。 小脳、小脳求心路、遠心路、また…
パーキンソン病のリハビリの考え方 近年の研究などにより発症メカニズムが解明されつつあり、薬物療法や手術療法などの治療に大きな進歩がみられており、パーキンソン病の機能的な予後は改善されてきています。 しかし、…
パーキンソン病とは パーキンソン病は振戦、筋固縮、無動、姿勢・歩行障害を主症状とする中枢神経変性疾患として知られています。 原因は黒質の変性によって神経伝達物質であるドパミンが生成されなくなることによりますが、なぜ変性が…
パーキンソン症候群とは パーキンソン症候群とは、パーキンソン病と同様な症状がでる病気になります。 パーキンソン病の原因としてはドパミンの神経細胞の減少とされますが、パーキンソン症候群は、薬剤性や脳血管障害性、脳炎などが原…
姿勢制御は効率の良い運動、パフォーマンスを発揮する上でとても重要になります。 先にバランスが崩れることを予測して姿勢を安定させることで崩れないで動作できるからです。 崩れてから姿勢を治すでは効率が悪いのです。  …
姿勢制御と視蓋脊髄路・間質核脊髄路 この2つの脊髄路はどちらも頭頸部のコントロールに関与しています。 特に眼球運動に伴うそれに見合った頭頸部の動きのコントロールのために働きます。 視蓋脊髄路 視蓋脊髄路は中脳の上丘から起…
姿勢制御に必要な前庭脊髄路とは 前庭脊髄路は延髄にある前庭神経核から起こり、両側・同側性に脊髄まで下行する経路です。 前庭神経核は前庭神経が終止する神経核であり、平衡覚の情報を入力されるとともに、 小脳からの投射があるた…
姿勢制御と網様体脊髄路 網様体脊髄路は皮質網様体脊髄路の一部であり、皮質から網様体までの経路を「皮質網様体路」、網様体から脊髄路までの経路を「網様体脊髄路」といいます。 網様体脊髄路は、姿勢や歩行に関与する「腹内側系」の…
姿勢制御と神経システム 私たちが運動をコントロールできているのは、大きく2つの神経システムが関与していることで成り立っています。 例えば、 コップを取る動作では、まず体幹や上下肢の近位筋の調整をして姿勢を安定させてから上…
脳卒中後、早期にリハビリを開始する理由 脳卒中後になるべく早期からリハビリ介入することが推奨されています。 脳梗塞を発症してから数週以内は組織的な修復がなされており、この時期にリハビリを行うと再構築を促進されるとされてい…