脳卒中リハビリと姿勢制御⑤~先行随伴性姿勢調節機能(APA)~【ボバースコンセプト】
姿勢制御は効率の良い運動、パフォーマンスを発揮する上でとても重要になります。 先にバランスが崩れることを予測して姿勢を安定させることで崩れないで動作できるからです。 崩れてから姿勢を治すでは効率が悪いのです。  …
姿勢制御は効率の良い運動、パフォーマンスを発揮する上でとても重要になります。 先にバランスが崩れることを予測して姿勢を安定させることで崩れないで動作できるからです。 崩れてから姿勢を治すでは効率が悪いのです。  …
姿勢制御と視蓋脊髄路・間質核脊髄路 この2つの脊髄路はどちらも頭頸部のコントロールに関与しています。 特に眼球運動に伴うそれに見合った頭頸部の動きのコントロールのために働きます。 視蓋脊髄路 視蓋脊髄路は中脳の上丘から起…
姿勢制御に必要な前庭脊髄路とは 前庭脊髄路は延髄にある前庭神経核から起こり、両側・同側性に脊髄まで下行する経路です。 前庭神経核は前庭神経が終止する神経核であり、平衡覚の情報を入力されるとともに、 小脳からの投射があるた…
姿勢制御と網様体脊髄路 網様体脊髄路は皮質網様体脊髄路の一部であり、皮質から網様体までの経路を「皮質網様体路」、網様体から脊髄路までの経路を「網様体脊髄路」といいます。 網様体脊髄路は、姿勢や歩行に関与する「腹内側系」の…
姿勢制御と神経システム 私たちが運動をコントロールできているのは、大きく2つの神経システムが関与していることで成り立っています。 例えば、 コップを取る動作では、まず体幹や上下肢の近位筋の調整をして姿勢を安定させてから上…