理学・作業療法の実習生必見!患者さんとの会話の仕方はこれだ!鉄板会話ネタ5選

作業療法士や理学療法士、言語聴覚士などのリハビリの実習で困る事、不安なことの一つ「患者さんとのコミュニケーション」!
 
リハビリの実習生は技術や知識が不足していることもありますが、患者さんとの会話に困ることが多いです。
 
学生だけではなく、現役のリハビリ従事者、看護師、さらにはビジネスマンにとっても役に立つ会話術、話を広げやすい質問の仕方等のコミュニケーションのポイントをお伝えします。

信頼してもらうため「会話」は重要

 
患者さんと関わるうえで、もちろん知識と技術も大事ですが、人と人が関わるのだから「会話」がとても重要になってきます。
 
学生だからといってその点は現役のPTOTSTさんとなんら変わりありません。
 
学生が知識と技術が不足しているのは当たり前で、その知識と技術の点に関しては働いてから自己研鑽していく部分であり、そこは学生だから仕方がない部分として現場は考えています。
 
しかし、コミュニケーションなどのかかわりの部分は学生だから仕方がないとはなりません。
 
もちろん、緊張してなかなか話しづらいと思います。
 
ですが、無言でリハビリを見学されたり、ただ黙々と評価・検査されたりするのは患者さんからすると嫌なものではないでしょうか。
 
 
 
・天気のことでも
 
・その日のニュースでも
 
・相撲のことでも
 
・季節の話題でも
 
・体の調子のことでも
 
 
世間話みたいな内容でいいので、すこしおしゃべりをしてみましょう。
 
おしゃべりをすると患者さんも学生もお互いに緊張がほぐれてきて、
 
患者さんも自分のパーソナルなことも話してくれるようになるし、学生は主訴や問題点を聞き出すことがやりやすくなります。
 
 
一回そうやって話ができると検査にも協力的になってくれることが多いですよ
 

これだけは必ず聴きたい魔法のフレーズ!

 
「話す話題がなにもない」なんてことはありません。
 
医療従事者ならこれだけは必ず聴いておきましょう!
 
 
「今日の調子はいかがですか?」
 
これです!
 
最悪会話はしなくてもいいです。ですがせめてこれだけは聴きましょう。
 
これからリハビリするのですから、その時の本人の体調を聴いとくとリハビリの負荷量を決めるのにも役立ちます
 
 
たとえば
 
 
セラピスト:「今日の調子はどうですか?」
 
患者:「昨日あまり眠れなくて調子が悪いんだよね」
 
または「午前中お風呂だったから疲れてるんだ」
 
 
なんて会話はものすごく多いです。
 
 
この会話を広げてみると
 
 
「お風呂に入ると体温が上がって代謝が良くなるから疲れる感じしますよね」
 
「お怪我する前は家では毎日入ってましたか?湯舟にもつかってましたか?」
 
 
 
みたいな!
 
ここから病前生活について質問してみてもいいですし、日常会話からリハビリのADL訓練の参考になる家屋状況なんかを聞き出せますよ
 
 
調子や体調というのは血圧や体温とかのバイタルでは測れないものです。
 
体調は「なんだか今日は調子が良いわ」「今日はなんか疲れてるみたい」と抽象的で曖昧なもの。
 
ちょっと良いことがあれば体調も良いし、天気が悪いだけでなんか調子が悪いなんてことも。
 
 
「今日の調子はいかがですか?」って聞くと、
 
患者さんも話をするきっかけができて、色々と自分から話してくれることが多いですよ。
 
 
魔法のフレーズ「今日の調子はいかがですか?」
 
ふだんから使う様にしてみてください!
 
 

鉄板会話ネタ1.天候の話題

 
天気のことも自然な会話のネタですよね
 
天候によって体の調子も変わりますし、毎日リハビリを始めるときの挨拶とあわせて使えます。
 
 
たとえば先ほどの「調子はいかがですか?」
 
と組み合わせてみると
 
 
セラピスト:「今日の調子はどうですか?」
 
患者「今日は調子悪いんだよ」
 
「天気が悪いですからね。よく天気が悪いと古傷が痛むとか言いますもんね。夜は冷え込んだんじゃないですか?眠れましたか?」
 
 
みたいな感じで天気の話から体調のことを組み合わせて話をひろげてもいいですね
 

鉄板会話ネタ2.ケガや身体の話題

 
 
いま現在の体の痛い部位やどういう動きが辛い、あの動作ができたらうれしい等の身体能力の話やリハビリ内容の話は、
 
リハビリの目標共有にもなるし、既往歴の確認や痛みの原因をみつけるのにも役立つしで、すごく大事な話題だと思います。
 
 
「膝は10年前から痛くて、整形で月1回ヒアルロン注射してもらっていたの」
 
とか膝の疼痛の重要なエピソードが聴けることはけっこう多かったりしますし、
 
 
「家に帰ったら両手でお盆持って運ぶから、手をどこも掴まらないで立ち上がるのと歩く練習もこれから頑張りましょうね」
 
みたいな退院後の生活とリハビリプログラムを関連付けた話もできるといいですね
 
 

鉄板会話ネタ3.病前生活の話題

 
この話題は今後のリハビリの参考にもなるので、話のネタにもなりますし聞いておきたい話です。
 
 

「お怪我される前は家事とかはやっていましたか?」
 
「家事とか以外でなにをして過ごすことが多かったですか?趣味みたいなことはありました?」
 
「お買い物はいかれてましたか?歩いて行っていましたか?」

 
 
などなど
 
 
高齢の女性の方であれば裁縫をしてたって方が多いです。
 
あとは演歌が好きとか。
 
男性だったら庭いじりをやっていたなんて方もいますね。
 
そこからリハビリプログラムとしてな退院までにどんな練習が必要かを考えることが出来ます
 
 

鉄板会話ネタ4.出身地の話題

 
 
出身地の話も広げやすい話題になります。
 
出身地の食べ物のことや観光地のことなど、勉強になることもあって面白いですよ
 
 
認知症の方の場合、短期記憶が障害されて最近のことは覚えていないことが多いのですが、昔のことを尋ねると覚えている事が多いので、そういう方にとって出身地の話をするといいと思います。
 
 
いきなり
 
「出身はどちらですか?」
 
は不自然なので、自然に出身地の話をする方法として
 
カルテに患者さんの出身地か現在の家の住所が記載されているのであらかじめ情報を仕入れておきます。
 
 
天気の話から
 
「今日は天気いいですね。全国的にも天気良いみたいですよ。〇〇さんは出身が△△でしたよね?あっちだとまだ寒そうですね」
 
みたいな話の始まりにして、あとはその場所の情報を質問したりして会話を広げたりしています
 
 
 

鉄板会話ネタ5.家族の話題

 
家族の話も鉄板です。
 
孫の話が嫌いな人はあまりいませんからね。
 
孫が何歳なのかとか、いまはどこで働いてるとか、いろいろと聞き出すことができます。
 
 
いきなり「お孫さんはいるんですか?」
 
ときくのは話の流れも微妙だし、もしいなくてそれがコンプレックスみたいに感じている場合だったら嫌な思いをさせてしまうので
 
例えば、
 
 
「怪我される前は杖を使って歩いていましたか?なにも使わないで歩いていましたか?」
 
と病前の話のきっかけを作ります
 
「お一人で暮らしてましたか?ご家族で暮らしてましたか?」
 
この流れで「お子さんはいるんですか?」
 
といった感じで自然と家族の話を広げていけるといいですね
 
 
さきにカルテで家族構成を知っておいた上で話を振るといいですね。
 
もし家族と仲が悪いとかだった場合に気分を害してしまう可能性もあるので
 
 

まとめ

 
いかがだったでしょうか?なんとなくこれで患者さんとのコミュケーションはとれるかなと思います。
 
ですが、気を付けたいのは会話だけにならないようにしたいことです。
 
あくまでも信頼関係を築くためや病前生活を聞き出しリハビリのプログラム作成の参考にするために行うことを念頭に置く必要があります。
 
「会話が弾んで手が止まってる」だなんてことにはならないように、そのなかでも会話をしてリラックスしてもらったり、リハビリを楽しんでもらったりを、患者さんに有益になるようにコミュニケーションをとれるといいですね!