ボバースコンセプト(概念)と姿勢制御をわかりやすく解説
基礎講習会を受講し、自分なりにボバースコンセプトというものをアウトプットします。 もちろんこれがすべてではなく、簡単にこんなものと自分は解釈しているといったものになります。 基礎講習会を受講しての感想はこちら ボバースコ…
ニューロリハビリ
基礎講習会を受講し、自分なりにボバースコンセプトというものをアウトプットします。 もちろんこれがすべてではなく、簡単にこんなものと自分は解釈しているといったものになります。 基礎講習会を受講しての感想はこちら ボバースコ…
脳血管障害
ヒトを人たらしめるものは直立二足歩行 まず装具療法の説明を行う前に、運動学的知識を整理していきます。 人はなんで二足直立歩行を獲得したのでしょうか。 それは両手で物を使って獲物をとる、とった獲物を運ぶ、そして調理するため…
脳血管障害
小脳出血とは 小脳とは、脳幹の背側に位置しており、中部・半球・片葉小節葉からなります。 役割としては、四肢の動きを調整して協調的な運動を行えるようにしたり、 体幹の動きも調整し立位や歩行時にふらつかないようにしたり、眼球…
脳血管障害
視床とは 視床とは、内包後脚の内側に位置し、中枢神経系で最大の灰白質の塊です。 視床は嗅覚以外のすべての感覚の中継点となり、大脳皮質に情報を送る役割があります。 視床は間脳の一つであり、大脳半球の中心にあります。 そのた…
脳血管障害
被殻とは 被殻とは脳の中央に位置し、淡蒼球とともにレンズ核を形成しています。 レンズ核の内側は淡蒼球で、外側が被殻になります。 被殻は大脳基底核の一つです。 大脳基底核は、身体の筋緊張を調整することや随意運動の調整などの…
ニューロリハビリ
私はノートに書きながら担当の患者さんの問題点を整理したり、その日の治療介入と治療結果などをまとめて考察したりしています。 半球間抑制の記事は前に書いたのですが、実際に臨床でそのメカニズムを強く意識させられた患者さんがいた…
脳血管障害
筋緊張とは 私たちは別に力を入れようと意識していなくても、立った状態を保っていますし、座っても崩れずに保てています。 これは筋を随意的に収縮させなくてもある程度力が入っている状態“緊張”を保っているためであり、 この筋…
脳血管障害
モディファイドアシュワーススケール:MASとは Modified Ashworth Scale(モディファイドアシュワーススケール:MAS)は、1964年にAshworthらによって考案されたAshworth Scale…
脳血管障害
「わたしはどこまで良くなりますか?」 患者さんに言われてハッとしてしまうこの質問はみなさんも経験がありますよね。 もちろん予後予測を患者さんに説明するのは主治医であるため、わたしたちリハビリが勝手に患者さんに「歩けるよう…
筋・骨格系
「筋緊張亢進」「筋攣縮」「筋痙縮」などなど似たような言葉が多くあり、 混乱しやすい筋緊張異常の表現ですが、今回は「筋スパズム」についてまとめてみました。 筋スパズム、筋攣縮とは 「筋スパズムが認められ、それに伴い痛みが起…