抗重力位をとると覚醒の賦活につながるのはなぜ
覚醒が低いから「座位や立位で抗重力姿勢をとって覚醒の賦活を図る」とよく考えられます。 実際私自身もなぜ抗重力姿勢と覚醒を関連づけられるのかはっきりしていないままリハビリを行っていることが多かったです。 &n…
覚醒が低いから「座位や立位で抗重力姿勢をとって覚醒の賦活を図る」とよく考えられます。 実際私自身もなぜ抗重力姿勢と覚醒を関連づけられるのかはっきりしていないままリハビリを行っていることが多かったです。 &n…
後頭葉とは 後頭葉は、大脳の最も後方にあり、側頭葉と頭頂葉と隣り合っていますがその最も後下方に位置する部分で、それらとの境界は不明瞭です。 後頭葉は、5つの視覚野にわけられており、一次視覚野(V1)から五次視覚野(V5)…
側頭葉とは 側頭葉は、大脳の側面でSylvius裂(シルビウス)より下の部分に位置しています。 主に聴覚に関わっていますが、wernicke野と側頭連合野があるため一部では言語や視覚にも関わっています。 側頭葉は、細かく…
脳卒中後の麻痺などの障害の回復には、早期からのリハビリ介入が重要とされています。 今回は、脳卒中急性期リハビリの目的や評価・治療の進め方をまとめてみました。 脳卒中急性期リハビリの必要性 脳卒中の急性期からのリハビリ介入…
私たちは、脳卒中片麻痺の患者さんに運動療法を通して、感覚入力、緊張や収縮の抑制と促通を行って、機能回復を図ろうとします。 そこで、運動療法を行うことでなぜ機能回復につながるのか簡単に神経生理学的に根拠を解説していきます。…
脳卒中の治療は4つの期間「超急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」にわけてすすめられていきます。 簡単に、その期間と期間ごとの治療の内容をまとめてみました。 脳卒中の超急性期 超急性期といわれるのは発症から…
半側空間無視とは、損傷した大脳半球と反対側の空間を認識できなくなる脳血管障害の後遺症です。 半側空間無視の病態について以前紹介しましたので、今回は、半側空間無視の検査、リハビリについてまとめてみました。 半側空間無視の病…
半側空間無視とは、損傷した大脳半球と反対側の空間を認識できなくなる脳血管障害の後遺症です。 片方の空間を認識できなくなるということは、人や物に気づかないでぶつかってしまったり躓いたりしてしまいます。 高齢者であればバラン…
自己身体意識、字のとおり自分の体への意識というわけですが、 目をつぶっていても自分の手や足がどこにあるかがわかりますし、ほかの人に手を触られたら自分の手が触られたなとわかります。 そりゃ自分の体なんだから当…
私たちが関わる利用者さんやご家族さんの高齢化が進み、認知症・認知機能低下が疑われる方と接する機会が増えました。 その方々が在宅・地域でどのように生活していくことができるのか、基礎知識を元に支援方法を学んでいきましょう。 …