脳卒中片麻痺のリハビリ 麻痺の回復と半球間抑制の関係を知ろう
「半球間抑制」という現象によって手や足は巧みに動かすことができますが、脳卒中になるとこの抑制のバランスが崩れてしまいます。 リハビリでもこの現象を考慮しながら進めていく必要があるため、今回は半球間抑制についてまとめてみま…
「半球間抑制」という現象によって手や足は巧みに動かすことができますが、脳卒中になるとこの抑制のバランスが崩れてしまいます。 リハビリでもこの現象を考慮しながら進めていく必要があるため、今回は半球間抑制についてまとめてみま…
Sherringtonは、「姿勢(posture)とは運動(movement)に随伴する影のようなものである」と述べていますが、 片麻痺の治療を行っていて体幹部の安定が四肢の分離運動につながったことを経験したので紹介しま…
よく検査上の感覚障害は正常または軽度鈍麻、ブルンストロームステージではⅥレベルなのに、歩行などの動きを伴うと、検査の結果以上に麻痺が重度そうな動きである症例を経験することもあると思います。 垂直オリエンテーションというも…
自己身体意識、字のとおり自分の体への意識というわけですが、 目をつぶっていても自分の手や足がどこにあるかがわかりますし、ほかの人に手を触られたら自分の手が触られたなとわかります。 そりゃ自分の体なんだから当…
基礎講習会を受講し、自分なりにボバースコンセプトというものをアウトプットします。 もちろんこれがすべてではなく、簡単にこんなものと自分は解釈しているといったものになります。 基礎講習会を受講しての感想はこちら ボバースコ…
私はノートに書きながら担当の患者さんの問題点を整理したり、その日の治療介入と治療結果などをまとめて考察したりしています。 半球間抑制の記事は前に書いたのですが、実際に臨床でそのメカニズムを強く意識させられた患者さんがいた…
先日、11日間成人ボバース認定基礎講習会いわゆるベーシックコースのモジュール1を受講してきました。 全体で3週間あるうちの前半2週間です。モジュール2は後半の3週目までの期間のこと、モジュール3は3週目のこ…
身体図式(ボディースキーマ)とは 私たちは意識していなくても、蚊に刺されてかゆい箇所があればそこに手を持っていきかくことができ、 階段を上るときは「どれだけ足をあげれば引っかからないか」なんて事を考えずにスムーズに階段を…
身体イメージ(ボディーイメージ)とは 身体イメージとは「自分自身の身体について意識的にもつ表象」とされています。 視覚情報や感情の情報などの主観的要素をもとに「過去の記憶の中の自分はこうだったから、いまもこうあるはずだ」…
姿勢制御は効率の良い運動、パフォーマンスを発揮する上でとても重要になります。 先にバランスが崩れることを予測して姿勢を安定させることで崩れないで動作できるからです。 崩れてから姿勢を治すでは効率が悪いのです。  …