理学療法士が転職をするときに考えたいメリットとデメリット




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転職をするか迷っているのならまずは、転職することのメリットとデメリットを考えて、メリットが多いと判断できれば転職すればいいし、メリットが少ないのなら転職しないと、まずは一回簡単に考えてみましょう。そのあとに深くどこに転職するかを考えてみてもいいかもしれません。

転職をすることのメリット・デメリットをわかる範囲でまとめてみました。

理学療法士が転職するメリット

実際に転職してその職場で働いてみないとわからない部分になりますが、これは確実にメリットだと言えるものを挙げてみます。

現在の職場から離れられる

転職する理由は今の職場より、環境がよくて待遇が良いところ、働きやすいのを求めているからですよね。

転職することで不満が必ず解消できるかわかりませんし、転職先の方がもしかしたら不満がたまる可能性もないことはないです。しかし、確実に今の職場によってもたらされた不満からは解放されることは言えます

職場の人間関係が悪くて、上司と馬が合わないのなら、転職でその悩みはリセットされます。

労働条件の改善

転職サイトや病院・施設のホームページに求人情報がのっており、そこに年間休日、勤務時間、残業の程度などがかいてあると思います。

しかし、有給消化率や実際の残業時間までは書いてありません。

見学のときや面接のときにでも、有給の消化のしやすさや残業時間の程度を聞きましょう。

理学療法士であれば、先輩や同級生のつてをたどれば、実際にそこで働いているスタッフにつながる可能性が高いので、本当のことを聞いてみるのがいいでしょう。

希望の分野で働ける

理学療法士が働く分野としては、慢性期、回復期、維持期などのステージごとの分野であったり、整形、脳卒中、呼吸、循環などの疾患ごとの分野であったりと様々です。いま診ている分野とは違う分野を勉強してみたいと思うことがありますが、転職することで希望の分野にすすむことができます。やりたい分野で働けることは、さらに仕事に対するモチベーションがあがったり、やりがいがでてくるでしょう

給料がアップする

転職をするのなら、おそらくみなさん今より給与が高いところで探すと思います。

話を聞くかぎり、残業代や交通費、住宅手当などは病院や施設によって結構ばらつきがある部分なので、基本給以外の手当の面で、予想より低かったということになることもあるかもしれません。しかし、施設見学や面接時にしっかり給与面のことを聞いていれば、確実に今より給与が高いところを選べると思うので、転職することで収入は上がるでしょう。

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理学療法士が転職することのデメリット

転職のメリットに比べ、デメリットは確実にそうだと言えるものが多いです。

退職金が減る

退職金は勤続年数に応じて高くなることがほとんどであり、転職を繰り返せばほぼないということもありえます。

民間の病院・施設の場合は30年の勤続年数で支払われるとしているところが多いのではないでしょうか。

そのため、20代のうちに転職をしておけば、その後定年まで働くと勤続30年は超えそうですね。

病院・施設は200万円くらいでそれほど高くないこともあるので、退職金に期待しすぎて、我慢して転職しないということにはならないようにしたいものです。

転職した年のボーナスが減るかない場合も

ボーナスは就業1年目の一回目のボーナスでは出ないか、お小遣い程度しか支給されないことがほとんどでしょう。

だいたいは6月と12月の年に2回の支給だと思いますが、年に1回の支給であれば、働きはじめた月によってはボーナスの支給がないということも考えられます。

有休が減る

有休は働いてから半年経過してから付与されることが多いと思います。

しかも、勤続年数により、徐々に1年で付与される有休日数が増えていきます。

しかし、最初から付与されていることもあったり、実際に有休なんて消化しずらい職場であれば関係ありませんが。

転職直後は住宅ローンなどが組めないことも

銀行からの信頼度は勤続年数によるところが大きいようです。

そのために転職直後ではローンが組めないことがあるようです。

前の職場よりも状況が悪化する可能性も

転職した職場の実際の仕事内容や人間関係などは、働かないとわからない部分が多いです。

もしかしたら前よりも、状況が悪いなんてことも可能性としてはありえます。

理学療法士の転職におけるメリットとデメリットをどのように考えるか

メリットは不確定な面もあるため、デメリットの方がなにか大きいように感じるかもしれません。

今の職場の給与が低くはないけど、高くもない、職場環境は非常に働きやすいとかになるのなら、お金の面だけで転職を考えるのは、いまの職場より働きずらさを感じる可能性があるため、悩むところでしょう。

これが、給与がものすごく低いけど、職場環境は良いとかなら、転職して給与面が改善されれば少しの環境の悪さも我慢できるでしょう。

このように不満を感じる点がどこにあるのかを明確にしておき、デメリットよりも不満が勝るのなら転職するのがいいと思います。

これだけ言えるのは、今の職場の不満が大きいのなら、転職すればその不満が一旦はリセットされるということです

転職先が良いかは働いてみなければなんともいえないですが、現状に耐えられないなら転職を考えてみましょう。