理学療法士の転職”しない”ことのメリットとデメリットを考えたことはある?

転職をするか悩んでいる際には転職することのメリットとデメリットはよく考えると思います。

では転職しないことのメリットとデメリットは考えることはありますか?

あまりないと思います。転職をしないで将来どうなるかを長い目でみて転職の判断をしましょう。

 

理学療法士が転職しないメリット

転職しないことのメリットはどういったことがあるでしょうか。

悪化させるリスクを負わない

転職するメリットは不確定要素が多く、そのため転職した職場の実際の仕事内容や人間関係などは、働かないとわからない部分が多いです。転職した方が状況が悪化する可能性もありえます。

転職しないことで、今の状況を良くさせることはできなくても、悪化するというリスクを背負わなくてよくなります。

慣れた環境で働き続けられる

誰しもが新入社員のときに、人間関係を構築するのに苦労した経験はあるのではないでしょうか。

転職した最初の頃はだれがどのような性格で、どのような話を好むかとかそうゆうのがわからないため、なかなか慣れるのに時間がかかり、気苦労することがあるでしょう。転職しなければ一度人間関係を構築してしまえばあとは慣れた環境で働けます。

手に入れたものを失わなくて良い

理学療法士として働いていると、看護師、介護士、医師、ソーシャルワーカー、ケアマネなどの職種とよく関わり連携しながら仕事をしていきます。いままで一緒にチームとして動いて、徐々に信頼関係を築いてきたものを転職すれば手放さなくてはいけません。また1から信頼関係を作り上げていくのもなかなか大変なものでしょう。

昇級や一定の地位を築きやすい

同じ職場で働き続けることで、実績を残せたり、職場に貢献していれば役職に昇級する可能性も高く、地位を築きやすくなります。あくまでみんなからの信頼も得るくらいしっかり仕事をしていることは言うまでもありませんが。

理学療法士であれば、リハビリテーション科の役職は科長、主任、副主任と少ないため、役職者になれないかもしれません。しかし、どの職場にも頼りになるお兄さん的な存在の先輩がいると思いますが、そのような立場の人間になることで自分から働きやすい職場を作っていくこともできます。

退職金では得することが多い

退職金は勤続年数に応じて高くなることがほとんどであり、転職を繰り返せばほぼないということもありえます。

民間の病院・施設の場合は30年の勤続年数で支払われるとしているところが多いのではないでしょうか。

病院・施設の場合は30年働いても200万程しか退職金がでないこともあるので、必ず退職金が減るということではありませんが、勤続年数が長い方が多く支払われる傾向にあるのは確かでしょう。

 

理学療法士が転職しないデメリット

では次に転職しないデメリットについて紹介していきます。

不満には我慢するしかない

転職しなければ、環境は変わらず、給料は変わらず、人間関係も変わりません。

職場に対して不満を抱えているのなら、それを解消することは時間だけではなかなか解決してくれないでしょう。

仕事・勉強に対してのモチベーションが下がってしまう

理学療法士が働く分野としては、慢性期、回復期、維持期などのステージごとの分野であったり、整形、脳卒中、呼吸、循環などの疾患ごとの分野であったりと様々です。同じ職場で働き続けるということは分野も変わらないということになります。私たち理学療法士の職業は日々知識と経験を積み重ね、勉強し、それを患者さんに還元するという仕事といっていいかもしれません。

人間の身体は奥が深いので、どれだけ勉強しても足りないですが、その分野に対して飽きてきてしまうということもあります。変化がないとなかなか仕事や勉強のモチベーションを保つことが難しいかもしれません。

チャンスを逃す

転職はだれしも現在の、給料や労働条件、環境、人間関係などの改善を求めるものです。

転職しなければ、いまよりも良い条件で働けるチャンスがあるのに、それを逃すことになります。

理学療法士の転職は長い目で将来のことも考えて判断しよう

転職しないことは、転職活動をしなくていいし、引継ぎなどもしなくていいし、面倒なことはしなくていいので、転職しない方が楽でしょう。しかし、長期的に見て10年後、20年後の将来のことも考えて、「あー、転職しとけばよかったな」とならないようにしっかり考えて判断しましょう。