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転職したいとなったときに、「給料が高いから!」の理由だけで職場を決めることはないですよね。もちろん給料もありますけど、職場の雰囲気、設備、スタッフの業務への姿勢などなどの要素も選ぶ基準になると思います。転職サイトでは給与・福利厚生・待遇などのことが主に書かれており、職場の環境についてはわかりにくいものです。
そのため、事前に職場見学をすることである程度は環境について把握することができるため、転職活動では施設見学を行うことをおすすめします。
なんで理学療法士が転職を考える際に見学が必要なのか
転職先を選ぶ際に事前に見学を受け入れる企業は多いでしょう。企業側からすればちゃんと見学にきて本気で転職先を探しているという態度をみれますし、見学者側は額面では伝わってこない、職場の雰囲気や、設備環境、そして仕事に取り組んでいるスタッフの熱量などを感じられます。給料だけよくても、働く環境が悪くては、仕事に対してモチベーションが保てなくなり、仕事の質の低下にもつながりますし、自分の精神衛生的によろしくもありません。見学することでしっかりと自分がそこで働いたらどうなるかをイメージしてみましょう。
"見学をするために
では、実際にどのように見学までいくのでしょう。
事前見学を申し込む方法
見学にも時間が必要になりますので、手あたり次第見学するのではなく、転職の候補の病院・施設を決めておきましょう。
もちろん求人がでていることが前提ですが、その病院・施設の採用担当、またはリハビリ科長まで電話をつないでもらい、転職活動をしていてそれに伴いあらかじめ見学をしたいということを伝えましょう。
いま私が勤めている病院のリハビリ科長は、転職サイトを介して見学を申し込まれるよりも、直接連絡してくれると、やる気を感じれてそれだけで印象がいいとロッカールームで話をしたことがあります。
これは個人の意見ですので、参考程度に頭にいれといてください。
事前に見学する病院・施設のことを調べておく
見学の時間も限られており、案内してくれる担当者か役職者も忙しいと思うので、設備見学に時間がかかってしまうよりも実際にリハビリ室を見学する時間であったり、質問する時間が多くとれたほうがいいでしょう。事前に病院・施設のホームページ、またネットに転がっているであろう評判なども事前に調べておくことで、その場で確認したいことなどを絞り込んでおきましょう。
見学前に質問内容をリスト化しておこう
見学時には施設の中を歩きまわりながら、設備や環境の紹介からリハビリ室の見学など、あまり座ってじっくり話す時間はあまりないかもしれません。案内してくれる担当者(科長などの役職者だと思われる)も時間はあまりないので、30分~1時間程度の時間になると思います。見学に夢中になり、いざ質問ができる時間がきても質問しようと思っていたことを忘れてしまうかもしれません。事前に聞きたいこともリストでメモしておきましょう。その場でしか聞けない、残業時間や有休消化率、育休は使えるのかなどの情報は知りたいところです。
見学時の持ち物や服装、身なり
持ち物は
・メモ帳
・筆記用具
・聞きたいことリスト
・上履き
・履歴書など
だいたいはこんなところでしょうか。
上履きはその病院・施設にスリッパがあるのならいいのですが、土足で入るところもあります。その場合は職員は上履きを履くことがほとんどなので事前に見学を申し込んだ際に聞いておきましょう。
履歴書に関しては見学に面接を兼ねているケースもあるため、これも事前に聞いておきましょう。
服装は一般的にスーツを着ておけば問題はないと思います。また、もちろん身なりも見られているのでピアスやネックレス、ネイルは控えておき、髪型もそうような場にふさわしいように整えておくべきでしょう。就職活動をしているときの一般的な身なりをすることが前提になります。
見学では見学者も評価されている!?
見学者側からすれば、実際の職場の環境、雰囲気をみれてとてもメリットがる見学ですが、実は病院・施設側にもおおきなメリットがあるのです。
面接では短い時間の中である程度は型に決まったような質問になったり、面接用のきっかりした態度などを評価することになるので、時間も短く、その人の人間性や考え方などをちゃんと評価しきれない部分もあります。そこで見学の時に事前に態度や姿勢、言葉使い、今後の展望など深い話もできたりするわけなので、採用するかどうかの判断がある程度され、値踏みされているのです。
逆に見学で印象を残すことができれば採用の可能性がグッとあがるわけなので、見学も採用試験の一部だと思って望み、気を抜かずに取り組みましょう。