長下肢装具の否定的な意見、デメリットを考えました
長下肢装具に対して否定的な意見を持っているセラピストっていると思います。 わたしも一時期ですがハンドリングや徒手療法にハマって勉強会に行きまくっていた時期は、長下肢装具で下肢を固めてしまうことに疑問を抱き、否定的な意見を…
長下肢装具に対して否定的な意見を持っているセラピストっていると思います。 わたしも一時期ですがハンドリングや徒手療法にハマって勉強会に行きまくっていた時期は、長下肢装具で下肢を固めてしまうことに疑問を抱き、否定的な意見を…
膝の深屈曲が制限されるとしゃがみや正座動作が困難になります。 日本人の生活様式として床での生活動作が多いため、深屈曲の制限が日常生活動作の制限につながります。 今回は、膝の深屈曲のメカニズムと治療の考え方をまとめてみまし…
プッシャー(pusher)症候群の病態 プッシャー症候群とは、脳卒中などで脳に損傷を受けた患者さんにみられる姿勢定位障害のことです。 プッシャー現象、体軸傾斜症候群などと呼ばれることもあります。 プッシャー症候群の患者さ…
Sherringtonは、「姿勢(posture)とは運動(movement)に随伴する影のようなものである」と述べていますが、 片麻痺の治療を行っていて体幹部の安定が四肢の分離運動につながったことを経験したので紹介しま…
よく検査上の感覚障害は正常または軽度鈍麻、ブルンストロームステージではⅥレベルなのに、歩行などの動きを伴うと、検査の結果以上に麻痺が重度そうな動きである症例を経験することもあると思います。 垂直オリエンテーションというも…
内側広筋の役割 内側広筋は大腿四頭筋の4つの筋のうちの一つであり、膝関節の伸展の作用があります。 また、膝関節の保護や支持性に重要な役割があり、膝蓋骨の外側偏位を抑止す…
大腿骨骨幹部骨折の手術後によく膝関節が全然屈曲しない症例は多くいるのではないでしょうか。 骨折部から離れているし、膝を怪我したり、膝を手術したわけではないのにです。 THAの症例でもみられます。 THAは股関節を手術した…
肩こりはだれでも経験がありますよね? そんな肩こりを運動連鎖の観点から考えてみたいと思います。 肩こりは僧帽筋?棘上筋?の硬さが原因か 肩こりは、首の後ろや肩周囲の筋の「重い」「突っ張り感」「はる」「こわば…
大腿骨転子部骨折のリハビリのために病態を知ろう 大腿骨転子部骨折は高齢者に頻発する骨折で、その名の通り大腿骨の転子部の骨折です。 発生率は大腿骨頚部骨折の2倍とされています。 転倒して股関節(転子部)を強く…
出典:https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_764.html 失行とは 失行とは麻痺や失調、不随意運動、筋緊張異常、感覚障害などがないにも関わらず、意図した動作を遂行できない状態のことを指します…