アンダーソン・土肥の基準と運動療法でのリスク管理
アンダーソン・土肥の基準とは この基準はリハビリを行う際に、訓練を行わず中止にするか、訓練中であれば中止にするか休憩して回復を待つかをバイタルサインを指標にして判断するときの基準となるものです。 アンダーソンが提案したも…
アンダーソン・土肥の基準とは この基準はリハビリを行う際に、訓練を行わず中止にするか、訓練中であれば中止にするか休憩して回復を待つかをバイタルサインを指標にして判断するときの基準となるものです。 アンダーソンが提案したも…
10m歩行テストを行う目的 10m歩行テストは定量評価となり信頼性・再現性が高く、歩行自立度やバランスの良し悪しを簡単に評価できます。 転倒の危険性を予測する指標であり、また、歩行時間を測定することで、屋外歩行時に横断歩…
適切な歩行補助具の選択は使用者のQOLの向上につながる 歩行補助具の使用は歩行時の努力量の軽減と介助料の軽減につながり、効率性の良さと安全性を与えてくれます。 楽に歩ければ疲れも少なくなり外出機会が増えたり、それによって…
バランスが良いは静的が良い?動的が良い? バランスが良いとは、一般的に状態が一定に保たれて、安定していることを表現しています。 しかし、患者さんであてはめると、止まっている姿勢では体をガチガチに固めて、一見バランスは保…
Time up and Goテスト(TUG)とは 1986年にMathiasらによって高齢者のバランス能力を評価できるように「Get up and Go」テストが開発され、その後にPodsiadloらによって現在のTUG…
「バランスが悪いから転倒の危険があります」「バランス能力が低下しています」などなどこんな言葉は多く使っていると思います。 聞きなれた言葉なので看護師さんや他の職種や家族に説明する際には使いやすい言葉です。 しかし、私たち…
学生の臨床実習の際は必ずといっていいほど問題点抽出の人気者になる「関節可動域(ROM)制限」!! 実習前にものすごい時間練習してから、実習に臨んだものです。 ゴニオメーターはちゃんと基準軸と運動軸にあってい…
1.まずは歩行を見ながら気になる所を箇条書きにしてみよう 例)円背、蹴り出しが弱い、お尻を振る、体が左に傾く、股関節が曲がっている、膝も曲がっている、杖を突く時に右肩が上がる、足首が固い、重心が後方、体がねじれない、杖使…
SLRテストとは SRL(Straight Leg Raising)は下肢伸展挙上テストといい、片方の下肢を膝を伸ばしたままどこまで股関節を屈曲できるかをみるテストになります。 整形外科の医師であれば坐骨神経の神経根症状…
“痛み”には 痛みは手術侵襲や転倒など外傷によるものから、中枢神経の疾患でみられるしびれなどの異常感覚によるものなど原因は様々でしょう。また、痛みは精神面にも左右されたり、気圧や天気、湿度などの環境にも影響されます。 痛…