骨盤前傾位が梨状筋症候群の原因になる?
梨状筋は股関節の外旋筋として知られています。 この梨状筋は仙骨から大腿骨に付着しているのですが、骨盤が前傾すると本来の股関節外旋機能のほかに、骨盤の安定に働くことあるそうです。 量は少ないですがまとめてみま…
梨状筋は股関節の外旋筋として知られています。 この梨状筋は仙骨から大腿骨に付着しているのですが、骨盤が前傾すると本来の股関節外旋機能のほかに、骨盤の安定に働くことあるそうです。 量は少ないですがまとめてみま…
「半球間抑制」という現象によって手や足は巧みに動かすことができますが、脳卒中になるとこの抑制のバランスが崩れてしまいます。 リハビリでもこの現象を考慮しながら進めていく必要があるため、今回は半球間抑制についてまとめてみま…
長下肢装具での治療には姿勢制御系の理解が必要 姿勢調整に大きく関わる神経路として、網様体脊髄路系が挙げられます。 網様体脊髄路系は体幹・四肢近位筋の運動制御に関わり、運動の中で重力に抗して姿勢を安定させる際に強く働く経路…
長下肢装具に対して否定的な意見を持っているセラピストっていると思います。 わたしも一時期ですがハンドリングや徒手療法にハマって勉強会に行きまくっていた時期は、長下肢装具で下肢を固めてしまうことに疑問を抱き、否定的な意見を…
膝の深屈曲が制限されるとしゃがみや正座動作が困難になります。 日本人の生活様式として床での生活動作が多いため、深屈曲の制限が日常生活動作の制限につながります。 今回は、膝の深屈曲のメカニズムと治療の考え方をまとめてみまし…
プッシャー(pusher)症候群の病態 プッシャー症候群とは、脳卒中などで脳に損傷を受けた患者さんにみられる姿勢定位障害のことです。 プッシャー現象、体軸傾斜症候群などと呼ばれることもあります。 プッシャー症候群の患者さ…
Sherringtonは、「姿勢(posture)とは運動(movement)に随伴する影のようなものである」と述べていますが、 片麻痺の治療を行っていて体幹部の安定が四肢の分離運動につながったことを経験したので紹介しま…
よく検査上の感覚障害は正常または軽度鈍麻、ブルンストロームステージではⅥレベルなのに、歩行などの動きを伴うと、検査の結果以上に麻痺が重度そうな動きである症例を経験することもあると思います。 垂直オリエンテーションというも…
内側広筋の役割 内側広筋は大腿四頭筋の4つの筋のうちの一つであり、膝関節の伸展の作用があります。 また、膝関節の保護や支持性に重要な役割があり、膝蓋骨の外側偏位を抑止す…
大腿骨骨幹部骨折の手術後によく膝関節が全然屈曲しない症例は多くいるのではないでしょうか。 骨折部から離れているし、膝を怪我したり、膝を手術したわけではないのにです。 THAの症例でもみられます。 THAは股関節を手術した…